ベトナム SNSマーケを解説Facebookが鍵!

ベトナム SNSマーケを解説
Facebookが鍵!

ベトナムのSNSはFacebookが主流

ベトナムでもっとも利用されているSNSがFacebookです。国民の90%がアカウント持っており、「友だち」が1000人以上いるケースも少なくありません。

その分、中毒と言っても過言ではないほどFacebookに依存する傾向もあり、学校や仕事に支障をきたすことも少なくありません。ベトナム政府が利用を全面的に禁じた時期があったことからも、その激しさが理解できるでしょう。

ベトナムでは、Facebookの利用方法が男女で異なります。男性はおもに情報収集。自分の写真をアップすることもありますが、気になった情報をタイムラン上でシェアする人が目立ちます。一方女性が熱心に行うのが自己アピールです。街や商業施設を歩きながら、絶えず撮影スポットを探し、気に入った場所があったらモデルのようなポーズで写真を撮り、すぐさまそれをFacebookに投稿します。

一般人でもSNSの拡散力は侮れません。そのためベトナムでは、Facebookで投稿してもらうことを前提に、花飾り、ベンチ、置物などを配した写真撮影向けのスペースを設けている店が少なくありません。

Facebookによる記事の拡散が宣伝成功の鍵

ベトナムでSNSを活用した宣伝活動を行うとき、Facebookでいかに拡散できるかが成功の鍵となります。とくにFacebookを積極的に利用しているのが小売店、飲食店、旅行代理店などです。

ベトナム人はきれいなもの、かわいいもの、美しいものに強く惹かれる傾向があります。そのため、宣伝効果を発揮するためには、写真の「映え」がもっとも重要とされています。写真の良し悪しでライクやシェアの数が分かりやすく変化するため、プロのカメラマンに宣材写真を依頼することも多々あります。

お店などの情報を拡散するために、定期的に記事を投稿しながら、必要に応じて有料の広告を打ちます。ライクやシェアの数が印象を左右するため、毎回、有料オプションを利用するお店も少なくありません。Facebookのフォロワーを増やすために、「フォローしたらデスカウント」などのキャンペーンもたびたび行われています。

お店や企業は、Facebookを担当する専属スタッフを雇用することも多く、記事の投稿に加えて、リーチ数、ライク数、シャア数を増やすことをミッションとしています。

インスタグラムは女性を中心に利用者急増

Facebookとくらべると利用者数は少ないものの、インスタグラムもベトナムで一定の影響力を持っています。インスタグラムの利用者は女性が中心で、Facebookと併用しているケースが目立ちます。Facebookはベトナム人のコミュニティー内で利用される傾向がありますが、インスタグラムでは海外の利用者との交流も目立ちます。

ジャンルに特化したインフルエンサーも多数

ベトナムでは、インフルエンサーに依頼して、SNSを使った宣伝活動を展開することが珍しくありません。インフルエンサーの多くは、Facebookやインスタグラムに多数のフォロアーがいるセミプロ。個人で活動している場合とグループで活動している場合があります。

インフルエンサーは自ら取材や撮影を行い、指定された時期に宣伝記事をアップします。撮影は、スマートフォンで済ます場合と、本格的なカメラ機材を持ってくる場合があります。セミプロ的な位置づけのため、インルフエンサーにより宣伝記事のクオリティーにばらつきがあります。依頼する場合は、それまでの投稿内容をよく吟味した方がいいでしょう。

インフルエンサーは、グルメ系、旅行系、コスメ系、ファッション系など、ジャンルに特化されています。また、ベトナム系、日本系、韓国系など、得意とする国にも違いがあります。日本に関連する宣伝を依頼する場合、日本留学経験者や日本愛好者のインフルエンサーを選ぶことでより効率的に拡散できます。

最後に

私たちシングラでは、国内で培ったマーケティング技術とベトナムとの太いパイプを活かし、両国を通じたビジネス展開のサポートを得意としており、ベトナム市場にローカライズをしたFacebookページ制作を行っています。

ベトナム国内のインフルエンサーネットワークを活用した効果的なインフルエンサーマーケティングなどお求めでしたらぜひご相談ください。