外資企業の進出先として注目 ベトナムのダナン

外資企業の進出先として注目 ベトナムのダナン

ベトナム・ダナンとはどのようなところ?

ダナンはベトナムの中部に位置する港湾都市。ハノイ、ホーチミンに次ぐ第3の都市として知られています。日本の江戸時代、ダナン近くのホイアンが南蛮貿易の中継点として栄えていました。しかしながら、ホイアンの港が使用できなくなったことにより、貿易の拠点がダナンに移行。その結果、現在のダナン港は、ベトナムにて第3位の貨物取扱量を誇る国際的な港として成長するに至りました。

ベトナム戦争の時期、ダナンはアメリカ軍の拠点だったこともあり、激戦区のひとつでした。戦後は美しい海がある立地を活かして、高級レストランやスパが集まるアジア屈指のビーチリゾートとして発達します。日本でダナンに対する関心が高まったきっかけのひとつが直行便の就航です。5時間前後で日本とダナンがつながったこともあり、ダナン滞在をメインとするツアーも組まれるように。日本人にとっても馴染みあるベトナムの観光地となりました。

ダナンがあるベトナム中部は、年間を通じて高温多湿で、夏の雨期と冬の乾期に区分されます。台風が直撃するシーズンは10月から11月にかけての時期。排水設備が十分に整備されていないため、川が氾濫したり道路が冠水したりすることもあります。気候が安定しているのは、ダナンの乾季にあたる3月から8月にかけての時期。なかでも5月から8月のあいだは、晴れの日が多いベストシーズンにあたります。

ベトナム・ダナンの観光地

ベトナム・ダナンの代名詞となるのがホワイトサンズと呼ばれる白い砂浜が長く続くビーチ。ダナンには「4大ビーチ」があるのですが、そのなかでも人気があるのがミーケービーチです。市街地から気軽に行ける立地から人気のスポットでしたが、アメリカ・フォーブス誌によるランキング記事「世界の魅惑ビーチベスト6」に選出されたことで、世界中から注目されるようになりました。

ベトナムでは、若者を中心にFacebookやインスタグラムなどのSNS利用者が増加。そんなSNSの影響力を活かすために作られたのが、バーナーヒルズと呼ばれる中世ヨーロッパをイメージしたテーマパークです。ここのシンボルが、地面から力強く伸びる巨大な手と、それで支えられる大きな橋。神の手はインスタ映えすると若者のあいだで話題になりました。橋のうえから見渡せるダナンの絶景も見どころです。

ダナン観光は、フエやホイアンなどベトナム古都とセットにして企画されるのが一般的。フエはベトナム最後の王朝であるグエン朝の旧都。中国様式の装飾に彩られた建物と情緒ある街並みにより、ベトナム初の世界遺産登録を達成しました。歴史地区に指定されているホイアンの旧市街は、日本で言うと京都の街並みを思わせる場所。ランタン祭りの開催地としても知られています。

外資系企業の進出が著しいベトナム・ダナン

ダナンは、観光地としてだけではなく、外資系企業の進出先としても注目を集めています。これまで外資系企業の進出先となってきたのは、ハノイやホーチミンおよびその周辺でしたが、地価や人件費の上昇からダナンに生産拠点を移す流れが生じつつあります。国際貿易の拠点であるダナン港があり、南北物流ルートの中継点となる中部という立地の強みが、大きな理由です。

ダナンが力を入れているのがIT産業振興事業。IT企業を集中的に誘致するソフトウエアパーク建設も活発になっています。さらに政府は、ホアバン郡ホアリエン村に作られたダナンITパークを「集中IT地区」に認定。政府が主導するかたちで、IT事業に関連する国内および海外の企業のさらなる誘致を目指しています。

この流れを受けて、ダナンはIT人材の育成にも注力。ベトナムの名門ダナン大学をはじめとする高等教育機関が、企業と一緒に人材育成コースを設置するなど、IT企業で即戦力として働ける人材の育成を目指しています。現在は、IT関係の仕事に就くため、ハノイやホーチミンからダナンに人材が流れる傾向が。今後もさらなり成長が期待できるエリアです。

ダナンへはマブチモーターや住友商事など日本企業も進出しており、製造とITの両分野が際立っています。私たちシングラでは、国内マーケティングで培ったノウハウにより、日本とベトナムの架け橋として、ベトナムでのビジネスを検討中のクライアント様を支援しています。ベトナムでの事業展開については、ぜひお気軽にご相談ください。

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