ベトナムの最新の物価事情を解説!物価の上昇と拡大するビジネスチャンス

ベトナムの最新の物価事情を解説!物価の上昇と拡大するビジネスチャンス

ベトナムは物価が安いイメージがありますが、経済成長に伴い国民の購買力が強くなったため、主に富裕層の間で高価格帯の商材の売れ行きが順調です。
今回は物価の上昇に伴うベトナム市場でのビジネスチャンスについてお伝えします。


中間層拡大による物価上昇


ベトナムは物価が安いとはいえ、すべての物価が低いわけではありません。
近年、平均所得の上昇と中間所得層と富裕層の増加によって比較的高価な輸入品の消費が拡大しています。

外国からの輸入品には関税がかかるため全般的に高く、日本での価格の1.5~3倍ほど高くなる傾向があります。新品のiPhoneの価格は日本よりも若干高く、自動車にいたってはベトナム政府が意図的に高い関税率を適用しているため、日本の2倍の価格で販売されています。

2020年の新車販売台数で見ると日系自動車メーカーが全体に占める割合は37%と高価ながら市場でのシェアをしっかりと獲得しています。また、ベトナム人はiPhoneを好み、国内スマートフォン市場の40%以上のシェアを獲得しています。iPhoneを所有する事が一種のステータスでもあるようです。


化粧品の相場


平均所得の増加、中間所得層の増加に伴ってこれまで贅沢品だった海外消費財の売上が急速に伸びています。
その中でも化粧品市場の成長は著しく、輸入化粧品の相場を下記にまとめてみました。

・ベースメイク:850~10,000円

・アイメイク:900~10,000円

・リップメイク:850~4,500円

・化粧水:1,600~26,570円

ベトナム人の化粧品購入頻度は日本と大差なく、美容への意識も一定数高いと言えるでしょう。

ベトナム人女性は、平均月収の15%を美容代に充てており、日本人の2%と比べて約7倍となっております。そのため、物価の低いイメージのあるベトナムでも高価な輸入品化粧品の売上が伸びており、2019年の化粧品市場成長率は7.70%と東南アジアNo.1の成長率を誇っています。


健康食品の相場


近年、ベトナム人富裕層の間で健康志向が高まっており、健康食品やサプリメントの相場も上がっています。健康食品製造・販売社数が2009年から2017年の間に4倍に、健康食品消費者数も2005年から2010年の5年間で5倍に急増しています。その結果、2015年のベトナム健康食品市場規模は約1,900億円とASEAN第一位の市場成長率を誇っています。細かい数値で見ると、月収7万5,000円以上のベトナム人の45%が健康食品に平均2万5,000円を費やしています。

富裕層のベトナム人消費者は安さよりも高品質と即効性を求めるため、海外商品が人気となっており、市場における40%を輸入品が占めています。価格帯は1,000円代から20,000円近いものまで高価格帯の商品も多く、例えば、DHCの栄養サプリは845~1,640円、アメリカのHERBALIFE NUTRITIONの健康補助食品は5,000~6,000円で販売されています。ベトナムでもっとも使用されている大手ECサイトShopeeでも上位に海外サプリがランクインしており、その中でも日系メーカーのサプリメントは特に人気があります。

弊社がベトナム市場進出支援をさせて頂いている健康食品会社様の商材も現地の売上が好調で、ベトナムの健康食品市場において日本製品は非常に人気であることが分かります。


最後に


お伝えしたようにベトナムでは輸入化粧品と健康食品の売上が大きく拡大しています。特に富裕層の間で質が高い日本製品が人気で、独自性の高い商材を扱っている日系消費財メーカーにとって大きなビジネスチャンスです。

私たちシングラは、これまでに培ってきたデジタルマーケティングスキルとベトナム市場でのノウハウを活かし、日本とベトナムの架け橋としてベトナムでのビジネスを検討中の企業様のお役に立つことができます。

成長著しいベトナム市場への進出をご検討でしたらぜひお気軽にご相談ください。

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