ベトナムで拡大する化粧品市場とベトナム人女性の化粧品利用状況について

ベトナムで拡大する化粧品市場とベトナム人女性の化粧品利用状況について

経済成長著しいベトナムで化粧品市場は拡大を続けています。
本記事では、ベトナムの化粧品市場、ベトナム人女性の化粧品の利用頻度とメイクの傾向、化粧品の購入方法などをご紹介します。 

拡大するベトナムの化粧品市場

ここ数年、ベトナムの化粧品市場は年間7.7%という高い伸び率で推移しており、年間売上高は15兆VND(約680億円)です。
その背景として、ベトナム人女性がメイクする習慣が定着してきたことや、約3,300 万人とされる中間層の増加が挙げられます。個人が1ヶ月に化粧品に費やす金額も増えており、化粧に対する意識に変化があるといえるでしょう。生活水準の向上に伴い化粧品の個人支出額が増えてきており、2020年の月額平均美容代支出は日本円で3,900円とベトナム人女性は平均月収の15%を美容代に当てています。

ベトナムの人口は現在約9762万人、男女比では女性の人口が男性の人口を上回っており、特に働く女性が多い都市部では、女性の社会進出が目覚ましく、それに伴い化粧品の輸入額も増加傾向にあります。

ベトナム国内のマーケットのシェアは、ホーチミンを中心とする南部が67%と最も高く、ハノイを中心とする北部は 30%ほどです。
また、ベトナムで販売されている化粧品の90%が外国からの輸入品であり、主な輸入元国は日本をはじめ、韓国、タイ、米国、欧州諸国、香港、マレーシアなどです。ベトナム国内に製造拠点を構えている企業が一部ありますが、国外から輸入販売を行うメーカーが多い状況です。

ベトナム人女性の化粧品利用頻度

ベトナムの市場調査サービスQ&MEのデータによると、化粧をしない人を2016年と2019年で比較したところ、2016年では24%の女性がメイクをしていませんでしたが、2019年にはその割合が14%に減少していました。ベトナム女性の化粧品の利用頻度は増加傾向にあるといえます

また、ベトナム人女性はメイクにかける時間が日本人と比べて非常に短いことが特徴です。メイク時間については10分〜15分が26%、10分未満が32%という結果が出ており、15分未満が半数以上を占めています。

使用している化粧品は、ファンデーション、リップスティック、チークなどの利用が多く、73%の女性がスキンケアを日常的に行なっており、クレンジング、サンスクリーン、フェイシャルマスクなどは利用頻度の高いアイテムです。

ベトナム人女性のメイクの傾向

ベトナムと日本では、消費者の化粧品に対する嗜好や、メイクの流行や好みが少し異なるようです。

もともと目鼻立ちがはっきりしているベトナム人女性はノーメイクでもきれいな人がたくさんいます。一方、メイクをしている若い女性を見ると、眉や目元、唇にポイントを置いた、どちらかというと濃いめのポイントメイクが好まれているようです。ナチュラルメイクを好む日本人のメイクとは少し印象が違います。

また、炎天下と排気ガスの中、バイクで通勤・通学することが多いベトナムの女性たちの肌は、紫外線や排気ガスなどのダメージに晒され続けています。そのため、日よけのマスクをつけたり、日傘を使ったりしている女性が多いことも特徴です。
そんなベトナム人女性は、日本同様白い肌になりたいという欲求があり、サンスクリーンやフェイスクリーム、フェイシャルマスクなどが売れ筋となっています。

オンラインでの化粧品購入の増加

ベトナムではスマホやインターネットの普及により、化粧品をネットで購入する女性が増えていることも特徴です。
オンラインショッピングでは、”Shopee”が最も有名で、次に”Lazada”が続きます。

オンラインショップでは特に、Face ShopやSkin Foodなどの低価格で購入できる韓国の化粧品が人気です。
日本製化粧品は質の高さが評価されており、富裕層に人気です。

また、Facebookなどのソーシャルメディアによる購入が多いこともベトナムの特徴です。Facebookは、商品購入前の情報収拾にもかなり役立てられています。
ベトナム国内で化粧品を流通させるには、実店舗に加えて、こうしたFacebookによるマーケティングも重要です。

(出所:Andrews University

最後に

私たちシングラは、これまでに培ってきたデジタルマーケティングスキルとベトナム市場でのノウハウを活かし、日本とベトナムの架け橋としてベトナムでのビジネスを検討中の企業様のお役に立つことができます。

成長著しいベトナム化粧品市場への進出をご検討でしたらぜひお気軽にご相談ください。

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