ベトナム経済中心地ホーチミンを解説!

ベトナム経済中心地
ホーチミンを解説!

ベトナム・ホーチミンとはどのようなところ?

ホーチミンはベトナム南部にある都市で、商業施設が集まる経済の中心地。1区、2区、3区…と分けられており、なかでも観光地として賑わっているのが1区です。日本で言えば銀座のような雰囲気の、デパートや高級店が立ち並ぶきらびやかなエリアです。欧米・アジアからの観光客が多く、国際的な雰囲気が漂っていることも特徴です。

ホーチミンを始めとする南部は、冬期は適度に涼しくなるため、日本の春先のように過ごしやすくなります。しかし、それ以外の時期は気温が高く日差しも強いため、体が慣れるのに時間がかかります。とくに5月から10月にかけての雨期は、突然の豪雨が頻発するなど気候がかなり不安定。そのためフード付きのパーカーや雨合羽などスコール対策をしたうえで外出することをおすすめします。

ホーチミンは仕事を見つけやすい都市であることから、ベトナム全土から求職者が集まっており、住民の出身地は多種多様です。また、日本人はもちろん欧米・アジアなど海外からの就業者数が多く、外国人向けのサービスアパートも充実。さらに近年、ホーチミンの地価の高騰を受けて外資系企業の工場の進出先となったのが隣のビンズオン省。東急やイオンなど日本の有名企業も積極的に進出・投資を行っており、日本人駐在員と遭遇することも少なくありません。

ベトナム・ホーチミンにある観光地とは?

ベトナムの主要観光地が1区と呼ばれる中心街。高級デパート、商業施設、高級レストラン、ブランドショップが集結しており、英語を流ちょうに話すベトナム人スタッフも常駐しています。そんな1区のシンボルがサイゴンスカイデッキ。ビテクスコ・フィナンシャル・タワーの49階にある展望台です。ホーチミンのきらびやかな市街地のパノラマを楽しんだあと、さらに上の階にあるレストランやバーでお酒と料理を楽しむのが定番です。

ホーチミン観光で必ず訪れたいのが1区にあるカトリック教会のひとつであるサイゴン大教会。聖マリア大聖堂という名前で呼ばれることもあります。入り口前にある聖マリア像は、現地の人の待ち合わせスポットとして重宝されているため、いつ行っても賑わっています。周囲には市場や屋台が立ち並んでいるため、ショッピングやグルメも一緒に楽しめます。

ホーチミンからティエンザン省ミトーに足を延ばせば、東南アジアで最も長い川であるメコン川でクルーズを楽しむことも可能。ミトーは、ホーチミンから車で2時間ほどのところにある河岸の街。手漕ぎボートに乗ってジャングルをめぐったあとに、メコン川で捕られたエレファントフィッシュを食べるのが定番コースです。

最新の動向を探るならベトナム・ホーチミン

ホーチミンはベトナムの流行の発信地という一面もあります。ベトナム全土で大流行中のタピオカドリンクの人気に火をつけたのがホーチミン。屋台の個性的なB級グルメの多くも、ホーチミン発のグルメとしてベトナム全土に広がりました。そのため、まずはホーチミンで売ってみて、その様子を見ながら全国展開を図るパターンが定着しています。

また、ホーチミンはハイブランドの聖地でもあります。1区のシンボル的な建物のひとつであるサイゴンセンターのメインテナントがTAKASHIMAYA(髙島屋)。ベトナムでは精巧に作られたコピー品が出回っており、「本物」を手に入れることが困難です。デパートで売られている商品は、ベトナムの相場からすると高額ですが、本物志向が強い富裕層を中心に高い信頼を獲得しています。

ホーチミンの商業施設は、日本の商品をPRする場としても機能。その代表格がイオンモールです。タンフーセラドンとビンタンの2店舗があり、隣のビンズオン省のイオンモールを含めると実質3店舗。イオンモールでは、日本製の商品の大規模なデモンストレーションやイベントがたびたび実施されており、日本商品の愛好者を増やすことにも貢献しています。

最後に

私たちシングラでは、国内マーケティングで培ったノウハウにより、日本とベトナムの架け橋として、ベトナムでのビジネスを検討中のクライアント様を支援しています。ベトナムでの事業展開については、ぜひお気軽にご相談ください。