ベトナムで注意すべきビジネスマナーとは?
ベトナム人は遠回しな表現を理解するのは苦手な傾向があるため、自分の意図や目的は明確に伝えるのがビジネスマナー。そのほか、昼どきの電話は避ける、無理に奢ろうとしないことも、ベトナムならではのマナーです。
ベトナムのビジネスマナー①:意図を明確に伝える
日本では「もしよろしかったら」「お時間があるようでしたら」など、相手を配慮する表現を遠回しに用いることがあります。なぜなら、そういった表現を用いることで相手を立て、円滑にコミュニケーションをとることにつながるからです。しかしながらベトナムでそのような曖昧な表現を用いると、次のステップに進みづらくなってしまいます。
大きい要因として、ベトナム語には日本語のような曖昧な表現が少ないため、どっちつかずの言い方では意図が伝わらないということが発生します。
このことから、日本人の感覚ではキツイ言い方に感じられても、「私の目的は~です」「私の意図は~です」とはっきり言ったほうが、かえって好印象になります。
ベトナムのビジネスマナー②:お昼どきは避ける
電話で営業をかけるときなどに注意しなければならないのがお昼どき。基本的に休憩時間は12時から13時のあいだですが、その前後の1時間も電話をかけないのがビジネスマナーです。ベトナム人の大半は外でお昼ご飯を食べるため、休憩時間中はオフィスを出払っていることが多く、また昼寝のために休み時間をを長めに取ることも多いため、仕事対応は好みません。
日本であれば、休憩中に電話がかかってきたら、昼食を中断して対応することも多いでしょう。しかしながらベトナム人は、休憩は休憩と、かなり明確に考えています。仮に電話にでてもらえたとしても、こちらの話を十分に聞いてもらえなかったり、適当に伝言されたりする場合もあるので注意しましょう。
ベトナムのビジネスマナー③:無理に奢ろうとしない
べトナム人とビジネスを進めるために、あるいは交流を深めるために、会食の場を設けることがあると思います。また、地元のカフェに入って話を進めることもあるでしょう。こちらから誘ったにもかかわらず、ベトナム人がお金を払おうとしたとき、どうすればいいのでしょうか。
無理にこちらで全額出そうとすると、場合によっては気分を害することがあるので要注意です。ベトナム人が財布を出したら、日本スタイルの「素振り」と思わないことが大切。相手が年下であっても、素直に「ありがとう」と伝えて好意を受けとるのが、ベトナムならではのマナーと言えるでしょう。
最後に
私たちシングラは、これまでに培ってきたデジタルマーケティングスキルとベトナム市場でのノウハウを活かし、日本とベトナムの架け橋としてベトナムでのビジネスを検討中の企業様のお役に立つことができます。
成長著しいベトナム市場への進出をご検討でしたらぜひお気軽にご相談ください。